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ようこそ。
奄美市通り会連合会へ
奄美なぜまち商店街は、鹿児島県内最大の離島・奄美大島の中心市街地を彩る7つの商店街の総称です。
島民に生活必需品を安定供給するため戦後混乱期に結成された奄美なぜまち商店街には、今も全国チェーン店はほとんどなく、暮らしに寄添ってきた昔ながらの雰囲気が独特なレトロ感を醸成しています。
商店街は買い物するだけの場ではなく、地域コミュニティを支える役割も担っています。奄美なぜまち商店街では、夏祭りや秋祭りのイベントのほか、高校生に思い出作りの場も提供してきました。
これからも、赤ちゃんからお年寄りまで、健康な方も障がいをお持ちの方も、子育てパパママやペット連れ、観光客、まーじん(みんな)ゆらえる(のんびり過ごせる)場を目指して取組み続けます。
通り会の紹介
銀座通り会
銀座通り商店街は、古見本通りから奄美市役所までを東西に結ぶ約240mの商店街です。公設市場として市民に愛されてきた永田橋市場の近隣であり、大島紬に関連する衣料品店もたくさん集積していたこともあって、最盛期の1975年頃には80超ものお店が所狭しと軒を連ねていました。現在は理美容、生活用品・雑貨、食料品、スクール業など幅広いお店が集まっています。
お店が建ち並ぶ一方、一般の住まいが多いことも銀座通りの特徴となっています。のんびり商店街を歩いていると、所どころに島人の奄美らしい暮らしぶりを垣間見ることができますよ!
末広本通り
なぜまちを一望でき、奄美らしい自然が溢れるおがみ山から、深い青色が印象的な名瀬湾に向かって伸びる末広本通り。市の区画整理事業に伴い、一方通行だった通りが相互通行可能となり、歩道も広く平らに生まれ変わりました。ベビーカーや車いすでも、小さな子や身体が不自由な方でも安心して歩ける通りです。
毎月第4日曜日には通りの一部を歩行者天国化し、地場産野菜の販売や地元ならではのお店が出店する「なぜまちマルシェ」を開催し、多くのお客さまに喜んでいただいています。また、街路樹には緋寒桜を植えており、濃桃色がまちを彩る開花時期は見どころのひとつとなっています。
奄美本通り名店街
アパレルや文具店、飲食店、生鮮食料品店、楽器店、薬局など様々なお店が並び、市民の暮らしに寄添っている奄美本通り名店街。かつて一面に広がる畑とまばらな家屋しかなかった土地がまちの発展とともに成長し、やがて「名瀬市天文館通り会」という名前で商店街活動がはじまったことを知っている人は今やあまりいないかもしれません。新名称を公募した際には全国各地から応募があり、「奄美を全国に知らしめて欲しい」という願いが込められ今の名前に決まりました。
奄美の名を唯一背負う商店街を歩いてみると、其処彼処に奄美らしい多様性と懐の深さを感じることができます。
奄美市本町通り会
近隣に多くのビジネスホテルが立地し、夜の奄美を彩る屋仁川通りとも接合している本町通りは、観光客にとっても奄美のゲートウェイと位置づけられる立地環境の商店街です。通りの歴史は古く、昭和初期の1935年時点で本町通りと名瀬中央通りを合わせた約500mはメインストリートとして商業地区の中心的な機能を果たしていました。今でも金融機関や不動産、書店、病院など暮らしを支える店舗が集まっています。
当たり前の風景になってしまっていますが、実は通りのなかには大島紬に関連したパブリックアートも施されていたりします。商店街を散策しながら探してみてくださいね!
サンサン通り
隠れた奄美名物・名瀬の多差路から名瀬湾に向かうサンサン通りは、芸能人も足を運ぶ島料理屋や垂涎の洋菓子店やジェラート店、奄美らしいお酒を取り揃える酒屋などが軒を連ね、地元客から観光客まで幅広くご愛用いただいている商店街です。
7つの通り会のなかでもっとも海に近い立地でもあり、また、花壇や植栽には色とりどりの花が咲き誇っているので、季節の移ろいと潮風を五感で堪能できる通りでもあります。2022年から開催している夜市イベントでは、季節の変化だけでなく昼夜の違いも老若男女に楽しんでいただけるよう提案しました。サンサン通りが持つたくさんの顔を見つけてみてくださいね!
名瀬中央通りアーケード商店街振興組合
(ティダモール中央通り)
奄美群島唯一のアーケードを備え、ティダモール中央通りの愛称でも親しまれている名瀬中央通りは、本町通りとともに古くから奄美の商業機能の中核を担ってきました。通りには大正時代から名瀬最大の百貨店・万年堂をはじめとした大型商店が建ち並び、初商いなど節目の時期には自由に往来できないほどたくさんのお客さまであふれかえったそうです。
現在でも衣料品や大島紬、雑貨、飲食店、文具、スポーツ用品店など多種多様なお店が営まれているだけでなく、子ども達の思い出づくりを目指したイベントの中核に位置づけられるなど、奄美らしさと文化発信の中心地となっています。
支庁通り会組合
奄美群島を治めるための中心地として設置された大島支庁と、他地域との交通結節点である港とを結ぶ形でつくられた支庁通り。この重要な大通りは奄美で一番最初に舗装され、天皇陛下来島の折に行幸されたという歴史もあります。7つの通りのなかで最も交通量が多く、路面バスやリムジンバスが行き交うなど現在でも交通の要衝です。
通りには行政機関や金融機関、教育機関のほか、アパレル店、飲食店、多様な企業やサービス業など様々なお店が並んでいます。また、立派な祭壇と建物が一般開放されている教会もあるので、商店街を歩きがてら足を運んでみてくださいね!